ドイツで風邪を引いたら特別な有給が付与!
だんだん寒くなってきましたね。今年はドイツもやや暖かい秋晴れの日が多いです。寒暖の差があるせいか風邪を引く人が少し増えてきたようです。
ドイツでは風邪を引いた時、お医者さんが1週間の休養を取りなさいと診断書に書いたら、従業員は会社を1週間休むことになります。
会社も本人を働かせてはいけません。そして従業員には通常の有給ではなく、特別に病気休養のための有給が付与されます。
この制度はもちろん研修生にも適用されます!
薬で症状を抑えて会社に行くのは、本人の身体にも、周りにも良くないという考えがあります。
また、症状が軽い場合には薬局の薬剤師がかなりのエクスパート。
ちなみに、薬剤師もドイツのデュアルシステムで薬剤師になる仕組みがあるため、当プログラムの参加者にも実際にこの薬剤師の職種で参加する方もいます。
薬剤師さんには色々と相談ができます。
例えば、頭痛でも様々な薬品があり、植物から採取したオイルは効き方が穏やかで、最近は頭痛にすらならなくなりました。
薬剤師さんが様々な症状に対しハーブティーを提案してくれることもありますし、症状を直に診て、判断してくれます。
また、症状を診て、医者の診断が必要かを明確に伝えてくれます。
代替医療もとても普及しているため、本当に人の身体や健康を考えた取り組みなどは、やはり共感が持てます✨
風邪を引かないのに越したことはないですが、引いたらやはり休息し、本当に身体を休め、回復させることが大切です。
ドイツの経営者は大変ですが、人々の身体を大切にするこの仕組みは、やはり良いですね✨
当プログラムの研修生もこの制度で風邪の時にはお休みをとっていますが、日本にはない制度なので、はじめのうちは戸惑う人もいます。
もちろん研修生にとっては良い制度、皆さんすぐに慣れていきます✨