ドイツの本場食肉加工のマイスターの話☆

ドイツの本場食肉加工のマイスターの話☆

は日本でも有名なハム・ソーセージが美味しい国です🍻

マイスター制度により優れた職人を育成し、経営学、教育学を学びマイスターになり、社会的地位を築きながら、自分の腕に誇りを持ち生きているマイスターの声には、非常に深い知識と実績に基づいた重みがあります。

デュッセルドルフにあるオーバーマイスターが勧める一押しの伝統のある素敵なお店を訪問した際、そのお店の風格、衛生面、ディスプレイの美しさ、全てにマイスターの心意気が行き渡っている印象を受け、感銘を受けました。

新鮮な肉が店頭に並ぶ曜日から、研修生の時にどれだけ深い知識と技術力を身につけるのか、またそれぞれの商品を美味しくいただく調理法まで、様々な話を伺いました。

とても興味深いのは食肉加工専門の販売員の活躍の幅の広さ。

日本の場合と異なり、ドイツでは販売員も研修を受け国家資格を取る仕組みがあります!

販売員はそれぞれの肉の知識、商品の知識はもちろん、それぞれの食べ方からディスプレイについても幅広く学びます。

特に興味深いのは、高血圧の方が買いに来られた場合どのような商品を案内するのか、またどのような食べ方をするのが良いのかなどもアドバイスできるよう、学校で、また職場で学びます。

 

現在、食肉加工の販売員は需要が高く稼ぎも良く社会的地位も認められた立派な職業。

当然、製造に携わるマイスターは従来から社会的地位が高く認められていますが、販売員についても最近は以前と異なり国家資格制度が整い、皆さん安定した職業人として活躍しているとのことです。確かに、質問をすると本当に色々なことを教えてくれました。

このお店のハム・ソーセージの噛み応えやハーブや香辛料の絶妙な味わいは特別でした✨

日本では見たことのないような新鮮な豚のレバーを発見。ドイツ流のいただき方を親切に教えていただきました✨

実際にお店を訪れ、それぞれの商品の食べ方を聞くのはとても興味深いものがあります。

店頭にならぶ商品の数の豊富さ(店の規模にもよりますが200種類前後)もとにかく圧巻です✨