プログラムの審査基準

プログラムの審査基準

ドイツで職人、職業人のプロとしての国家資格ゲゼレを取得するための留学プログラムを運営するダヴィンチインターナショナルは、プログラムに参加を希望する人をこの長期の留学プログラムへの参加を認めるかどうかを審査する機関でもあります。

今までの審査基準は、①希望する職種への興味や志の高さ、経験の有無②ドイツ語を習得する、または研修を受けるにあたり勤勉さがあるかどうか、またその習得状況③ドイツという海外でチャレンジするにあたり自立した問題解決能力があるか等、このような基準で審査を行ってきました

しかし、実際に長年このプログラムを運営していると、毎年参加者の中に若干1名ほど、人の成功や活躍を疎外するネガティブな話をする人が現れます。

何もなくてもドイツという海外でのチャレンジが始まり、様々な不安のなか目指していた目的を実現するために頑張っている彼らに、様々なネガティブ材料を与え不安をあおり、成功を妨げるドリームキラー

善意を装っている、あるいは自分でも悪意の意識はないため、周りの参加者の中にはどうしてもそのドリームキラーの言葉に引っ張られる人が現れてしまいます。

 

特にドイツ語の向上に悩んでいたりドイツの生活になかなか慣れない人は引っ張られる傾向がある。

一方、志がしっかりしていて自らの目的、成功を自分の思考で明確にすることができる人は、このような人の影響は全く受けません。

一旦影響を受けてしまった場合、中にはドイツが嫌いになったり、ともすると何をしにドイツに来たかもわからなくなる場合もあり、元々目的が明確にあったはずにもかかわらず惑わされることになるドリームキラーの存在。

 

確かに社会に生きていれば学校にも社内にもどこにでもいる。

ドリームキラーの共通した特徴を検証すると、様々な形で人の夢や目標達成を邪魔したり疎外する、あるいは水を差す人、本当にその人の幸せや活躍、成功を心から喜ぶことができない人。

人の足を引っ張る、善意を装いあたかも親切に色々と伝えているフリをして人の不安をあおる人。

人によっては自分が善意を装っていることも認識がない場合もあるようです

 

私たちはこういった人物はドイツの教育制度、ドイツの文化にも合わないと考える。

何故なら、私自身、ドイツで地元の小学校、ギムナジウム時代を過ごしましたが、人の活躍、成功、喜び、幸せを祝福できない人を思い浮かべることができないからです。

もちろん中にはいるかもしれないが、教育制度そのものが競争社会ではなく自分の価値、存在を絶対的にとらえることができる仕組みなので、そのような人は非常に少ないように思います。

そこでダヴィンチインターナショナルとしては、今後は参加の基準として、このドリームキラーを参加者に選ばいように審査基準を新たに考え、今までの審査基準の上に何よりも先に、人の活躍、成功、幸せを喜ぶことができる人物かどうかを基準に設けることにしました。

ドリームキラーは他にも世の中にいるでしょうが、ダヴィンチとしてはドリームキラーを参加者として選ぶわけにはいきません。

 

やはりそのような言葉に惑わされにくい人、自分の能力向上に自信がある人を選ぶことも大切。

ドイツ語の習得基準を設けるかどうかも今後検討しますが、人により習得状況にも幅があり、また学校が設ける基準は目安になりますが、それだけでもありません。

毎年このプログラムに興味を持つ方々が増え、このプログラムに興味を持っていただくこと自体はとても嬉しいです!

かし今後は人の幸せや成功を心から喜べない方については、プログラムのご案内ができないことを、あらかじめお伝えしておきたいと思います。

元々ドリームキラーに影響を受けない人々も多いため、わざわざ伝えるまでもないとも考えましたが、もしなんでも知ったような口であたかもアドバイスをしてくるけれど、話した後不安や疑念ばかりが残ったような人の話を聞いた場合は、ドリームキラーの存在を思い出してほしいで

そして本当に信頼ができる人がどうか、まずは立ち止まって考えてほしいと思います。

社会で成功していく人、結果を出す人、人から本当に信頼される人に、不安をあおるようなネガティブな話をする人はまずいません。物事をネガティブに捉えるか捉えないかは、全てその人次第だからです。

ネガティブな話として話をしてくる人、噂やゴシップネタばかり話す人に真の成功者はいませんし、物事を小さくしか捉えることができない人は、実際には自信、実力のない人に多いです。

 

本当に人の成功や幸せを願う人は、必ず相手に解決に向けた案を出し、勇気を与えてくれるはず。

当人がどの人の話をきちんと受け止め、意識し行動をするかも、非常に大切だと考えています。

すなわち、ドリームキラーの話を聞いて引っ張られないように生きることも、また大切です。

そして何よりも、マイスターは研修生に前向きなアドバイスや改善に向けた提案はしてくれますが、ネガティブな話で研修生を不安に貶めたり、成長を妨げるするとはありません。それは研修生の成や活躍を願って教育をしてくれるからです。

また、家資格は形だけのものではありません。デュアルシステムにより、実力と社会的地位をともに得ていく教育制度です。

今までプログラムの審査基準などについて語ったことはありませんでしたが、今後検討していく方、そして現在の参加者達、応援して下さっている方々に、改めてダヴィンチの運営指針についてお伝えしておきたく、投稿することにしました。

私たちは、志高くチャレンジする若者の活躍、成功、幸せを心から応援していく運営を、これからも続けていきます。