バイエルン州で一番の『製パンのマイスターシューレ』を訪ねました。
バイエルン州で一番の『製パンのマイスターシューレ』
ここは1950年代からある、ゲゼレやマイスターを目指す方のための研修施設です。
マイスター試験を控えた受験生は、試験の直前期になると泊り込みでこの施設で実施試験の準備をします。
この時期がまさにその直前期で、受験生はマイスターに真剣に質問を投げかけていました。
受験生はミュンヘン在住の方に限らず、遠くからも来ます。
この施設では、職人プロの「ゲゼレ」を目指す研修生も研修期間中、年に1週間単位で朝から晩まで実施の研修を受けます。
ここではゲゼレになるために身につけなければならない実施のための補習を受けます。
施設の案内をしてくださった女性の担当の方は製パンのマイスターリン( 女性のマイスターをマイスターリンと言います)で、彼女は大学で教育学を学んだ後、どうしても手工業、特に製パンに惹かれマイスターを目指したとのこと。現在は、このマイスターシューレで教育担当をしているそうです。
印象的だったのは、やはりマイスターが受験生に真剣に指導する姿と必死に質問をする受験生の姿。
ドイツの手工業の文化の受け継がれ方の素晴らしさの一端を知ることができました。
まだまだお伝えしたいことがありますが、また次回ご案内します✨