大学進学率は上がるが大卒者の就職率は低迷−職業教育重視の動き−訓練制度、独仏にヒント☆
《大学進学率は上がるが大卒者の就職率は低迷−職業教育重視の動き−訓練制度、独仏にヒント☆》日経新聞2015年1月19日記事より
ポイントとして、
◇大卒者の2割が非正規雇用で、生涯賃金から得た大学進学に費やしたお金の利回りが主要国で最低ランクにある。
◇職業教育 重視の動き。
◇独・仏にヒント。
◇ドイツの幅広いデュアルシステムを1つのヒントと謳っている。
現在、ドイツのデュアルシステムで国家資格ゲゼレの取得を目指している日本人の参加者の方からは、「職場で学び培う実践力・技術力と職業学校で学ぶ専門知識や社会で必要な法律、政治学が非常に興味深い」と聞きます。
内容を聞いていると専門分野、法律関係含め、非常に面白いです。ドイツ憲法も学んだりします。
さらにマイスターを目指す方は経営学や部下育成のための教育学も学ぶ。
実力がつくとともに国家資格も習得し、社会的地位も上がるため誇りを持ったスペシャリストが育成される仕組みに、日経新聞の記事も一定の評価をしていて素直に嬉しいです!
ドイツでの職業訓練(Ausbidungアウスビルドゥンク)は海外で生活をするという点でも人を成長させると、参加者から聞くことも多いです。
また、実際に「アメリカをはじめ世界からの注目を受けているのがこのシステムだ」と私達が訪ねた手工業会議所の責任者も語っていました。
より多くの幅広い世代の方にこれからも機会をつくっていきたいです!