製パンの販売員で参加のKaoriさんの活動報告〜ドイツ語学学校編〜
製パンの販売員の国家資格ゲゼレ取得のために参加したKaoriさんから語学学校中の報告☆
Kaoriさん(正面から見て前列左端)
Kaoriさんの参加職種は、製パンの販売員。
日本人がチャレンジする職種としては、パイオニア的な存在。
この職種で国家資格を取得した日本人は、限りなく少ない状況です。
ドイツでは販売員の仕事はとても専門的な仕事として認められていて、キャリアを積んでいくことができる素晴らしい仕組みがある。
販売員は、日本の販売員とは全く異なる位置付けで、国家資格ゲゼレを取得すると社会的地位も上がるうえに、報酬面でもかなりのキャリアアップにつながる職業です。
Kaoriさんは日本の関東地域でも有名なパン屋さんの販売員としての仕事をした経験があり、その職場で出会った女性のマイスターリン(ドイツでは女性のマイスターをマイスターリンといいます)との出会いをきっかけに、将来ドイツでチャレンジしてみたいと準備を進めてきたそうです。
今回、ドイツ語力も人一倍求められる彼女は、日本でもドイツ語の準備を進めてきて、このプログラムに参加しました。
トップの写真は、Kaoriさんが語学学校の仲間とアクティビティーに参加した際に、ドイツのZugspitzeの近くの山に登って仲間と撮影したもの。
綺麗な絵が描かれていた素敵な協会も、その時に撮った写真とのこと。
ドイツは街並みをつくる建物が教会を含めて本当に素敵です。
その彼女からの報告には、ドイツに来てからも、ドイツ語向上のための努力を継続してきたことが伺えます✨
彼女からの報告をいくつかご紹介します✨
ドイツに来て良かった点
ドイツは日本と違い多国籍の方が住んでいるので、異なる文化に触れる事ができました。
特に語学学校では、ドイツ周辺の国から学びに来ている学生の方々が多く、授業後に一緒に出掛けた際に、お互いの文化の違いについて話したりできました。
また、建物がどれも美しい上、緑豊かで楽しく過ごしています。
ホームステイ滞在において良かった点・苦労した点
ドイツの家庭に触れる事ができました。
普段のドイツの家庭で食べている食事を垣間見ることができたり、一緒にDVDをドイツ語で見た時など内容を改めて説明してくれたりと、日常生活の中でドイツの方々と会話できました。
一緒にドイツ語の勉強を手伝ってくれたりと、優しくして頂きました。
一方、バイエルン州の方言には苦労しました。
家族が何を話しているかわからない場面があり、話に参加できなかったり、ドイツの家庭はほとんどの電球が小さく、夜は部屋が暗くなるので、勉強するには難しく少し困りました。
語学研修を終えてドイツに来た頃と現在の自分のドイツ語力の変化について
聞く力と話す力が、授業開始時より向上したと思います。
事前に購入しておいた日本から持参したドイツ語のテキストを読み直したり、リスニングを聞いたり、目的地を知っていながらもわざとドイツ語で道端でドイツ人に話しかけ、道を訊いたりしました。
学校のアクティビティに参加し、同じクラスの生徒達とドイツ語で会話の練習をしました。
今回は、Kaoriさんの報告の一部をご紹介しました✨
Kaoriさんはホームステイ先の家族の協力を得ながらドイツ語でDVDを見たり、勉強を手伝ってもらったり、また通行人に積極的に話しかけてみたり、以外と簡単にできるようでできないことにチャレンジしてきました。
現在は、コミュニケーションがとても大切な職場においては、メモをとりながら接客に磨きをかけているそうです。
これからも努力を惜しまないKaoriさんにエールを送っていきたいと思います✨
皆さんも応援よろしくお願いします!