製菓でドイツの国家資格ゲゼレを目指しダヴィンチのプログラムに参加の阿部容子さんの第10回投稿記事のご紹介☆
製菓でドイツの国家資格ゲゼレを目指しダヴィンチのプログラムに参加の阿部容子さんの第10回投稿記事のご紹介☆
容子さんの研修Ausbildungも、9月からスタートしています!
色々と工夫を凝らしながら仕事をしているようですね。
この時期は参加者の皆さんから、研修先でどのように過ごしているかなどの充実ぶりを語ってくれるメッセージをたくさんいただきます。
ものづくりに思いがあり、これだけ丁寧にコストをかけてものづくりをする環境があることに感激しているメッセージ、本当に良い職場環境の研修先を紹介したことへの感謝のメッセージ、マイスターから高い評価をしてもらったメッセージ等、この半年間の疲れが一気に吹き飛ぶようなメッセージをいただいています✨
ドイツ人の習性として、良いものを長く大切に使う文化があるからこそ、1つのものを作る際に材料費などのコストをかけられるビジネスが成り立つのだろうなということは、私も日々暮らしていて感じます。
皆さんが、決まった研修先で充実した毎日を過ごしていること、またその状況を知ることができることが、私たちが日々の業務を行っていて一番嬉しいことです。この先のより良い形づくりの参考にしたりすることができることも、また大切なことです。
優しい同僚の皆さんと一緒に、容子さんの毎日も始まったばかりです。
業務後に広々とした明るい雰囲気のカフェで自分が携わったものを食べるひととき、容子さんの姿が思い浮かぶようです。
以下、容子さんの記事の紹介です✨
研修が始まりました!
いよいよAusbildungが始まりました。私の研修先は、パンと製菓を同じ工房内で製造していて、今はFeinbäcker(ファインベッカー)というクロワッサンやアップルパイなどを担当する部門に携わっています。
とはいっても、仕事の基本は掃除から!それが終わると、形成した生地を天板に並べるための準備をしたり、材料を混ぜたり、いろいろしています。
今大変だなと感じるのは「早く」「落ち着いて」作業することです。
また、大切だなと感じていることは、できるだけ導線が短くなるようにワゴンを置いたり、自分の身長に合うように箱を重ねて作業台を作るなど、自分が作業しやすいように道具の配置や高さを工夫して効率的に動くことです。
今は、朝の6時からお昼の2時半まで働いていて、仕事が終わると会社が運営するカフェに向かって、今日自分が携わったものを食べるのが日課です(笑)仕事中の会話はもちろんドイツ語ですが、簡単な単語でなんとかやりとりしています。
会社が運営するカフェ
同期も同僚のみなさんもとても優しく、日々助けられています・・・!ただ、黙々と作業することが多いので改めて勉強せねばなと感じているところです。
また、Berufsschule (ベルーフスシューレ)という職業学校にも、これから週1で通います。
ここは専門学校のようなところで、こちらでも実技や理論を学びます。
学校も始まったばかりなので、落ち着いたら紹介したいと思います。